タンタンとNatkhatの新たな冒険  
 
質問その1:インドで最も広く使用されている言語は何ですか?

そうヒンディー語ですね。

それでは次の質問:インドで未だに流通していないベルギーでもっとも重要度の高い作品と言えば?

その通り!タンタンです!

そうです、2010年4月、亜大陸でヒンディー語に翻訳された「タンタンの冒険」が刊行されるのです。

何物も恐れない我らがレポーターは、オリジナルネームをキープするのですが、ミルゥはNatkhatに名を改められています。デュポン&デュボンは、Santu & Bantu となります。

“問題は・・・”とOm出版社でタンタンの編集責任者を務めるAjay Mago氏は、“悪態をつくののしりの言葉である! 我々は、全世界の読者を楽しませているものと同レベルの言葉をヒンディー語で作り出さなければならない”事だと言う。

ハドック船長の罵声のひとつ“なんとナントの難破船”(日本語訳)は、“クロガメの何百万本の唾液”を意味する“karod kasmasate kaale kachuve”と翻訳されており、また“コンニャローのバーロー岬”(日本語訳)は“一万回もの激烈な台風”を意味する“dus hazaar tadtadate toofan”となっています。

そしてタンタンが使うちょっとマイルド調の“あれっ”(sapristi)は“baal ki khaal”と翻訳されています。

そうですね、これはヒンディー語に親しんでいく素晴らしい機会となるでしょう!