巨人、逝く・・・  
 
スタジオ エルジェとムーランサールの経営陣及びスタッフ全員が、レイモンド・レブラン(92歳・2008年3月21日逝去)の死を悼みました。

レブランは、エルジェと共に伝説の新聞『Tintin』を創刊した人物であり、ロンバートエディションズ(英国の出版社)の制作アドバイザーでもありました。


また、彼はヨーロッパアニメーション映画分野での偉大な先駆者でもありました(ベルヴィジョン社にて)。

レブランはダイナミックなビジネスの事業で有名でした。

加えて、広告会社と漫画とのタイアップ時の制作物に関しても大変独創的なマーケッティングアイディアを生み出しました。

自身のキャリアを通して、レイモンド・レブランは多くの新たな才能あるクリエイティブな人材と出会い、そして今まさにコミック界における偉大なリーダーの一人として殿堂入りを果たしたのです。


ここにスタジオ エルジェとムーランサールの経営陣及びスタッフ全員は、この“巨人”の家族そして友人へ心からのお悔やみを申し上げます。

彼の友人、エルジェ、エドガー ピエールジャコブズ、ポール キュヴェリア、ジャック ラウディ、ウイリィー ヴァンダスティーン、ボブ ディ ムーア、多くの仲間達と再びジョイントするために私たちを置いていってしまったあなたに・・・。