エルジェ
(本名:ジョルジュ・レミ)1907-1983
ブリュッセル生まれ。少年時代はボーイ・スカウトに傾倒し、その頃よりドローイングを開始するが1923年より本格的に「ベルギー・ボーイスカウト」誌に作品を発表しはじめる。1928年に新聞の若者向けウィークリー増刊号「プチ20世紀」のチーフ・エディターとなり1929年には自作の「タンタン、ソビエトへ」が同紙に掲載。またたく間に人々の人気を博した。それ以後、タンタンとスノーウィをコンゴ、アメリカ、中国、はたまた月まで送り続け、世界中を駆け巡る24話のタンタン冒険シリーズを我々に残している。ヨーロッパ・コミックの父と称される彼の作品は、今日においても様々なアーティストに影響を与え続けている。
世界的著名人に崇高されている「タンタン」
↑アンディ・ウォーホールの描いた、作者エルジェのポートレイトの一部です
●アンディ・ウォーホール
(アーチスト/アメリカン・ポップアートの先駆者のひとり。エルジェのポートレイトを制作した)
→「エルジェはディズニーと同じくらい私の仕事に影響を与えた」
「エルジェは政治かつ風刺の広がりをもっていた」
●シャルル・ド・ゴール
(元フランス大統領)
→「これで私のライバルはタンタンだけだ」〜大統領選挙を勝ち抜いた際の演説中に〜
●スティーブン・スピルバーグ
(映画監督)
→25年前に、エルジェとの直接交渉で念願の映画化権を取得。
エルジェの死後粘り強く交渉を続け、2009年1月、3部作の初回作をクランクイン。
●ジョージ・ルーカス
(映画監督)
→「インディ・ジョーンズはタンタンの冒険物語をコンセプトにしている」
〜映画製作発表記者会見で〜