ソビエトから戻ったタンタンは、次の派遣地であるアフリカへと向かいます。
大勢の人たちが出迎える中、船はコンゴに着き、二人は大歓迎を受けます。
冒険の旅に出発した二人は、ワニに追われたり、猿に誘拐されたり。
やっとババオロム族のところに到着してほっとしたのもつかの間、次々と様々な危機が二人を襲います。
コンゴのダイヤモンド製造をコントロールしようと企むギャングの罠をうまく切り抜け、逆に大魔術師と恐れられてしまうのでした。
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An Unexpected Book
それは、1930年6月5日のことです。
「プチ20世紀」新聞の購読者は、
ソビエト連邦から戻ったタンタンとスノーウィは、
直ぐさまベルギー領コンゴへ旅立つだろうと知らされたのです。
まさに英雄扱いのアナウンスが流され、タンタンは有名百貨店の
“コンゴ”コーナーで旅のための支度品を買い求めているとまで報道されたのです。
エルジェは、本当はこの若いレポーターを次には米国へ送りたかったのです。
ボルシェビキ体制の欠陥を指摘した後、彼は米国の資本主義を描くことによって
それとの摺り合わせをしてみたかったのです。